ゲーミングデスクトップを8か月間使った感想
雑魚ハンのzZackです。
ゲーミングデスクトップを買って8か月経過。雑魚ゲーマーなりの使用感をまとめてみました。
型番:GALLERIA XA5R−67XT
OS
Windows 10 Pro 64ビット
CPU
AMD Ryzen 5 5600X
グラフィックボード
AMD Radeon RX 6700 XT
メモリ
16GB (8GBx2)
主なプレイタイトル
- FINAL FANTASY XⅣ
- MONSTER HUNTER WORLD:ICEBORN
- MONSTER HUNTER RISE:SUNBREAK
不具合レポート
【症状】
スタッタリングともテアリングともつかぬ映像の乱れの散発
MHR:SBで「空中回転乱舞」を連打してるときに顕著で、その他の場面や別のゲームでは、同様の現象は観察されませんでした。
グラフィックドライバーのアップデートおよび設定変更では改善せず、ゲームパッドを新調することで症状が消失しました。
キーボード&マウスの操作では同症状が観察されなかったので、おそらくDual Shock 4劣化による重複入力が原因と思われます。
ゲーミングノートとの比較
- 大きなモニターを選べるので目が疲れない
- 大画面でのプレイは迫力満点
- モニターの角度調節が自由なので見やすい
- フルサイズのキーボードが使えるので肩が凝らない
- 排熱性能が高く熱がこもらない
- 我が家で使ってたノートPCより処理が早い
- 大型ファンのおかげで音が静か
- ストレージを増設できる
- 多数の周辺機器を同時接続できる
- パソコンスペースがゲーマーっぽくなる
ゲーミングPCはノートしか使ったことがなかったので、ゲーミングデスクトップが異様なほど快適に感じられました。
専用スペースの椅子に座り、電源オンですぐに使えるデスクトップ環境は最高です。
Play Station 4との比較
以下、MHW:Iをプレイした時の比較です。
最も差を感じたのはロード時間です。PS4は、ゲームを起動して開始に至るまで トイレに行って、冷蔵庫から飲み物とってきて、その後も延々ローディング… が当たり前でした。クエストに行くにも一々時間がかかるので、どうしてもぶつ切れ感が生じてしまいます。
一方PCは、さっとゲームを開始、さくっとクエストに出発、よりシームレスに近いゲーム体験が可能です。待ち時間が短いので気分が萎えず、ストレスフリーでゲームができるようになりました。
入力遅延もなくなったと感じます。回避したと思ったのにモンスターの攻撃が当たってた… が減りました。もっともこれは、ゲーミングモニターによる恩恵が大きいです。けれど、これもPCに変えたからこそ頭に浮かんだ選択肢だと思ってます。
FF XⅣでの使用感
奥さんからのFF XⅣ関連情報です。
一言、テレポ(FFの移動魔法)があっという間に終わる!… だそうです。
インスタントダンジョンやレイドに参加するとスタート地点に誰も来ておらず、はじめは「あれ、来るとこ間違えちゃった?」と不安になったことがあるそうです。やはりロードが短いってことですね。
いい機会なのでfpsをチェックしてみました。
平均153.2fpsと表示されてます。リフレッシュレート165Hz上限のモニターなので、平均で150fps出れば御の字です。
推奨モデルだけあってFF XⅣとの相性はばっちりのようです。
一番よかった点
心底よかったと思ったのは、PS5がないと、Switchがないと... と一々ハードの心配をしなくてよくなったことです。
我が家のゲームシーンに、FFシリーズとモンハンシリーズは欠かせません。ところが、この二つは折り合い?が悪くて、同一のゲーム機を共有できた試しがありませんでした。
ゲーミングノートは持ってたものの、こちらは窮屈な姿勢を取り続けねばならないのが苦痛で、極力使いたくなかったというのが本音。
もっとも、モンハン(MHFを除く)がPCでプレイできるようになったのはMHW以降なので、そもそも出る幕がほとんどなし…
結果として、市販のゲーム機をことごとく購入してタイトルごとに住み分けてきた、というのが実情です… MHライズのリリース時にもSwitchを買うか買わないかずいぶん悩みました。
ところが近年、PCゲーマーに追い風が吹き始めました。ゲームソフトのマルチプラットフォーム化の拡大です。
新作ソフトのPC版同時リリースが着実に増えています。東京ゲームショウ2022で紹介された「百英雄伝」「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ HDリマスター」「ライザのアトリエ3」も、対応プラットフォームにPCが含まれていました。
ゲームソフトがPCに対応してくれるなら、各ゲーム専用機に割り振っていたタイトルをPC1台で賄えます。
Nintendo独占タイトル*1はプレイしないのでSwitchを買わなくて大正解。個人的にゲーム機はもはや必要ないと言っていいレベルです。ハードの調達に右往左往せずに済むこと、自分にとってこれが何よりのメリットです。
おわりに
高解像度・高fpsでプレイできるのはもとより、自由度や汎用性の高さ、使い勝手のよさなど、もともとゲーミングPCには数多くの利点があります。
けれど、デスクトップPCに乗り換えることで、物理的にも精神的にも煩わしさから解放され、ここまで快適さが向上するとはまったく予想してませんでした。
何でも1つで済ませたい、あれこれ考えるのは面倒だ、でも快適さは譲れない、そんな横着で欲張りなゲーマーには、ゲーミングデスクトップは打って付けのハードです。
*1:独占タイトル:特定のゲーム機を持っていないとプレイできないゲームタイトルのこと。Nintendoのポケモンやマリオはその代表格。独占ゆえ他のプラットフォームへの提供はない。そのためプレイしたい人はNintendo Switchを買う必要がある。Play Stationにも独占タイトルがある。こちらは時限付きの独占タイトルが多い。独占期間が終了するとSteam版が出るのでPCでもプレイできるようになる。